証券口座に続き2021年には銀行口座開設にマイナンバーの記入が義務化に!?

じわじわと侵食する
マイナンバー制度。

良い言い方をすれば、
納税などの手続きが
簡略化される。

悪い言い方をすれば、
資産のすべてが管理される。

待ったなしのマイナンバー制度が、
とうとう預金通帳とも連動する。

マイナンバー制度を振り返ると

制度自体は平成28年1月から
開始されている。

ここ2年間で、マイナンバーの
通知カードなるものが
郵送でとどいているはず。

手続きを踏めば、ちゃんとした
マイナンバーカードがもらえる。

残念ながら、マイナンバーカードの
普及率は10%程度。
なかなかメリットを見出だせて
いない結果となっている。

そんなマイナンバーが、
ついに銀行口座とも連動することに
なるという。

預金口座開設にはマイナンバーが必要

新規で預金口座を開設する際に、
マイナンバーの記入が必要に
なるらしい。

「らしい」というのは、実は
まだ任意での記入段階だからだ。

義務化されるのは2021年頃とされており、
現段階では、銀行からマイナンバーの
記入を催促されても断ることができる。

とはいうものの、実際に銀行で
預金通帳を開設しようと思って
手続きを進めることを想像してみよう。

銀行窓口で「マイナンバーの記入が
必要です、ないと開設できません」
と言われれば、ほとんどの人が
違和感なく記入するだろう。

マイナンバーの正確な知識など、
誰も持ち合わせていない。

こうして、着実にマイナンバーに
紐づく情報が増えていく。

証券口座は既にマイナンバー必須

株や投資信託を購入するための
証券会社の総合口座は、
現在でも既にマイナンバーは必須。

もともと持っている証券口座は、
今年度中のマイナンバー通知が
必須となっている。

証券が先にマイナンバー必須で、
後から銀行が加わる。

まぁ、どちらが先でどちらが
後か、という話は今だけのもの。

あと数年もすればお金に関わる
ほとんどのものがマイナンバーに
紐づけされるだろう。

そうなれば、脱税行為の多くは
明るみに出るようになり、
健全で平等な納税システムが
出来上がる。

というのが、国としての意見。
今の段階では反対票が圧倒的に
多いのも事実だろう。

しかし、どんなに反対しようとも
国の施策として展開する以上、
着実にすすんでいくことになる。

「マイナンバー制度っていいよね!」
といつかはいえるようになる日が
訪れるのだろうか・・・。

 

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