衝撃のニュースだった。
TOKIOの山口が強制わいせつ。
毎日のようにテレビで
見かける、いわゆる売れっ子。
それだけに、損失は大きい様子。
芸能人不祥事の遍歴も見てみよう。
売れっ子芸能人のスキャンダルは怖い
売れっ子であればあるほど、
スキャンダルを起こした際の
損失は大きくなる。
例えば、テレビCMに出演
していたとする。
何もなければ放送されていた
テレビCMが、スキャンダルに
よってカットされる。
テレビ局は、予定していた
CMの放送枠を急遽別のものに
差し替える手間が発生する。
広告代理店は、◯◯本のCM放送、
という約束でスポンサーから
お金をもらっているのに、それが
果たせずに終了する。
スポンサーは、予定していたCM
を流せないばかりか、イメージ
ダウンにまでつながってしまう。
売れっ子芸能人であればあるほど、
多くの企業が携わっており、
それぞれの対処が発生する。
その額は数億円にものぼると
言われており、笑い事ではすまない。
過去の売れっ子スキャンダル
それでは、過去にスキャンダルを
起こした売れっ子芸能人を見てみよう。
私が真っ先に思い浮かぶのは、
やはりベッキー。
ゲス不倫と言われ、大きな
バッシングを浴びた。
当時はテレビCMが10本程度、
レギュラー番組も10本程度と、
まさに売れっ子だった。
違約金の総額は、5〜20億円とも
言われている。
ベッキー自身は、母親名義で
金融機関から借り入れをして
違約金の支払いに充てたと噂される。
そして、高畑裕太。
強姦致傷容疑で芸能界を去った。
人気俳優として多くの番組に
出演しており、影響も大きかった。
そして酒井法子。
覚せい剤所持で逮捕。
山本モナ。これまた不倫。
石田純一。知事選立候補騒動。
ビートたけしのバイク事故。
多くの売れっ子芸能人が、
スキャンダルにより多額の
違約金が発生している。
だが、上には上がいた。
経済損失額が桁外れ
違約金を含む経済的な損失が
最も大きいとされているのが、
SMAPの解散。
ファンクラブの会員は40万人いたと
されており、1人あたり年会費が4,000円。
単純計算でも年間で40億円が
なくなった。
そして行われる予定だった
25周年ライブ。
100万人の動員を予測しており、
グッズ販売等の試算も含めると
150億程度の収益がなくなった。
テレビ出演も多く、メンバー全員
や各個人での出演もほとんどが
終了した。
音楽業界でも国民的アイドルの
音楽はかなりの額が動く。
それらすべてが「解散」の二文字で
湯水の如くなくなった。
経済損失は、100億程度と試算する
専門家もいれば、1,000億円にも
のぼるとする専門家もいる。
TOKIOの山口の場合は?
個人としての番組出演は3〜5本程度。
もちろん、すべてが放送されずに
別番組に差し替えられた。
1人の不祥事でTOKIO全体の
契約にも影響があるだろう。
そして、東京オリンピックの
顔としてスペシャルアンバサダーに
就任していたTOKIO。
おそらく、これも無くなることが
予想される。
どこまで影響するのかは
分からないが、影響は少なくは
ないだろう。
芸能人とは、なんとも
ツライ職業である。