O157が猛威を振るい始める。
次々と発生し始める食中毒。

季節柄、特に出やすい。
飲食業を営む方は十分に
注意が必要な時期だろう。

そこで今回は、食中毒の防止に
必ず登場する「消毒」や「除菌」
をテーマに、関連する銘柄を探してみた。

消毒液専業の上場会社が見つからない

私が知らないだけかもしれないが、
消毒液製造の専業で上場している
企業が見当たらない。

読者の中で、知っている方がいれば
是非ともコメントに残していただきたい。

ネット検索では、専業の会社は
あるにはある。

上場するまでには至っていないと
いうことは、消毒液だけでは
それほど儲からないという
ことなのか・・・

除菌も同じ。専業で上場企業は
見当たらなかった。

こちらも、ご存じの方がいれば
是非ともコメントに残していただきたい。

専業ではないが、関連銘柄としては
いくつか拾えたので、ご紹介しよう。

消毒・除菌の関連銘柄

まずは日本曹達（4041）。
昨年までは日経平均採用銘柄だった。

医薬品から農業用まで、様々な
薬品に使用される化学メーカー。

その業務の一部に消毒液がある。
プールの殺菌・消毒などに用いられる
薬品も販売している。

次は大幸薬品（4574）。
正露丸が看板商品の同社は、
除菌・消臭の商品を数多く
販売している。

アース製薬とも資本業務提携を
行っており、共同開発商品も
いくつか販売している。

次はキョーリン製薬HD（4569）。
製薬中堅で、新薬開発や
ジェネリックを手がける。

同社にはヘルスケア事業部門があり、
ミルトンなどの器具消毒や
医療向け手指用殺菌消毒剤
などを扱っている。

そして花王（4452）。
一般向けに様々な商品を提供
しているが、その中には当然ながら
殺菌消毒の商品が並ぶ。

ワイドハイターやリセッシュ、
キュキュットなど、知名度の高い
商品が多い。

大事な分野なのに分かりにくい消毒業界

食中毒を防止するためには
必要不可欠な消毒。

投資という観点でみること
自体がよろしくないのかもしれないが、
正直よく分からない分野。

この業界の方で、投資するなら
こんな会社に、という情報が
あれば、お待ちしたい。

そんな情報を取得できれば、
またこのブログでご紹介したい。