先週末の日本株市場は
大きな下げを見せて終わった。

今後の大きな方向性は
上がる？下がる？

アメリカの景気はどう？

日本株の話だが、まずはアメリカの話を。
日本株はアメリカ株の動向につられて
動くことが多いからだ。

そのアメリカ株は、先週はぱっと
しない展開が続いた。

米朝首脳会談の結果は
ニュースで多く報道されていたので、
知っている人は多いだろう。

先行き不安が払拭されないまま、
世界的な景気減速の懸念が出てきて
投資家の不安心理をえぐる。

そして、1週間の週足で見れば、
下げに転じた格好だ。

それに合わせて、日本株も下落。
上昇トレンドが終わったのでは
ないかとの見方も多い。

今週からの動きは？

週末に発表されたアメリカの
雇用統計が、市場予想を大幅に
下回るものに。

それを受けて、アメリカの
相場は下げて終わっている。

おそらく今週はその流れに
合わせて、下げる場面からの
スタートがありそう。

上昇トレンドが崩れたので
あれば、ここから少し下げが
続く可能性も指摘されている。

だが、大きな流れを見直すと、
上昇トレンド中の調整場面で
絶好の買い場との意見も。

毎度のことだが、今後は
下がるという意見と、上がる
という意見が混在している。

両方の意見が拮抗している
場合は、大きく下げない場合が
多い。

ネガティブなニュースが
続いていただけに、大きな下げは
想定内といえる。

今後は、ネガティブなニュースが
一転してポジティブな内容に
なれば、株価は持ち直しそう。

危険信号のラインは、日経平均で
20315円だとか。

このラインを切れば、中長期で
見ても上昇トレンドが崩れることを
意味するライン。

まだ大丈夫そうだが、このまま
下落が続く際には、注意して
おくべきラインだろう。

簡単な見立てではあるが、
投資判断は自己責任で。